【中国株】中糧集団とは?

日経新聞の記事「世界の穀物、中国が買いだめ 過半の在庫手中に」が話題となっています。 トウモロコシなどの穀物を中国が買いだめ。世界の在庫の過半数が積みあがっているといいます。 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM13CUD0T11C21A2000000/

 

穀物購入・保管を担っているのは中国最大の食品会社「中糧集団(COFCO)」。

 

養豚から加工まで一貫した豚肉供給事業などを子なっており、2016年に香港証券取引所に上場しています。

 

チャートはこちら。1610.HK 20211220162430

 

ホームページはこちら。

http://www.cofco.com/en/ 20211220162546

 

日本とも関係が深く、中糧集団に対してJA全農新潟県コシヒカリを輸出したりしています。

https://www.niikei.jp/72040/

 

また、三菱商事伊藤ハム米久は、中糧集団の中国内における豚・鶏等の家畜生産と食肉処理・加工・販売事業、並びに食肉輸入事業への参画をしています。

https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2011/html/0000012470.html

 

既に香港に本社を置く中堅穀物商社ノーブルとオランダ系のニデラと買収。

 

今後は、中糧国際(CIL)と統合して上海証券取引所へ上場をするようです。

 

バイイングパワーを拡大しているのは、いずれ世界の穀物取引の約9割を支配する4大穀物メジャー(アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド、ブンゲ、カーギル、ルイ・ドレフュス)への挑戦といえるかもしれません。

 

製造業やAI、5G、電気自動車、ソーラーパネルなどでは欧米と互角、あるいはそれ以上になりつつある中国。

 

次は医療・半導体、そして食料コングロマリットでも圧倒的な企業をつくろうとしているのかもしれませんね。

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