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【コロナ恐慌】コロナ不況で増益になる業種、減益になる業種



【コロナ恐慌】コロナ不況で増益になる業種、減益になる業種
投稿日:2020/02/27 19:35
更新日:2020/04/05 10:16
文字の目安:12862
コロナによる自粛ムードがひろがりつつあります。
ただ影響を見極めるのは難しいですが、いい面と悪い面と両面材料をみながら考えていきます。
不況だから下がると安易にカラ売りして失敗したりしないようにしましょう。


1 増益になる業種、減益になる業種

3月上旬の速報が出ました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/amp/p/000000066.000012138.html

プラスはスーパー、EC、酒屋と「巣ごもり消費」のところです。

それ以外(小売り、サービス、自動車、外食、交通、旅行)は総じてだめです。


またアメリカ版食べログの「Yelp」で発表した動向速報では、地域支援型農業・薬局・銃・タクシー・釣り・占いなどが大幅増。

一方、ショッピングセンター・ブライダル・屋根工事・ワイナリーが減っているとしています。
コロナ拡大後「銃・弾丸」の需要が300%超。米「Yelp」が報告書を発表


以下業種別に動向をまとめました。悪い業種でも特定の商品はすごく売れたりしていますので、ビジネスのヒントにしてみてください。



2 主な産業


Farm / Bernard McManus

水産・農林

外食需要が減る一方、巣ごもり消費は拡大。

買いだめで米・冷食・カップ麺は増えるものの、高級魚などはかなり需要が減っています。

取り扱いの品目によってかなりばらつきが出ているようです。


鉱業

企業の需要減となれば、当然鉱業にも影響が出るものと思われます。

しかし、サプライチェーンの分断などでかえって価格上昇になる可能性はあります。また、金価格上昇でメリットを受けるところもあるかもしれません。


建設

3月のアンケートではまだ影響が出ていないとする企業が多いです。
新型コロナウイルスの影響「すでに出ている」22.7%、「建設」など内需型は過半数が「影響なし」

しかし、中国からの資材調達で影響が出るかもしれません。
必要部品がそろわず、トイレが届かないので部屋を納品できない....といった話も聞きます。



3 流通業


Walmart / JeepersMedia

スーパー、ドラグストア

自粛要請で食品スーパーやドラグストアは混雑しています。

売り上げは増加するところが多いでしょう。
ドラッグストア/2月マスク、トイレットペーパー特需で15社増
5か月ぶり増加 食料品販売伸びる 新型コロナ


コンビニ

2月は微増や微減。

増加のところは、コロナ関連でマスク等の売れ行きが貢献したようです。
コンビニ/2月は新型コロナウイルス影響でマスクなど日用品需要増


百貨店

同じ小売りでも
・百貨店
・海外客比率の多いドラグストア、電機店
・服、化粧
..のようなところは売り上げダウンとなるところが多いようです。
コロナ痛撃、百貨店売上3割減…中国客消え免税品売上高9割減も


卸ではサプライチェーン分断で中国からの仕入れが難しいために減益となるところも出てくることでしょう。

中国からの代替として国内企業の商品需要は拡大しているものと思います。
そのあたりの需要を取り込めば、かえって増益となるところが出るかもしれません。

ただ、全般としてみれば、外出が減ることなどから売り上げは減るものと思われます。





4 製造業


car / israfun

鉄鋼、化学、機械、電気、運送

サプライチェーンの分断でどれだけ影響が出るか注目されます。
人員や材料などで非常にマネジメントが難しいところですが、トータルでは減益となるところのほうが多そうではあります。

一方で石油価格が相当下がりました。化学系では恩恵を受けるはところもありそうです。


自動車

都心はともかく田舎ほど移動では自動車は必要です。

そうなると比較的堅調なのかなという気もありましたが、実際は厳しいようです。

本来3,4月は社会人となって自動車を購入する人も増える時期と思われますが、速報によれば10%近い減少となっています。
3月の国内新車販売は登録車が10.2%減、軽自動車は7.6%減

ムーディーズは2020年の世界販売台数予測を大幅に下方修正し、前年比14%減と試算しています。
2020年自動車販売台数予測を大幅に下方修正 世界14%減、中国10%減=ムーディーズ


一部好調なものもあって、キャンピングカーはいいようです。

オーストラリアでは大幅に販売増となっており、コロナ危機の都市から地方へ避難するために利用していることが背景にあるようです。
キャンピングカー製造企、販売台数が54%増


銃器

あくまで海外の事例ですが、銃器店に行列ができています。

自衛のためと思われますが、暴動などに発展しないことを期待したいです。




5 運輸


Airport / Sean MacEntee

航空

渡航制限の影響もあって航空会社はかなり厳しいです。

夏の便で8割減とするところも出てきています。
新型コロナウイルスで航空会社減便 ANA国際線の夏ダイヤは8割超減、JALも国内線を追加減便

大手なら政府の救済もあるとは思いますが。。。


そんななか、プライベートジェットは活況となっているようです。
確かに不特定多数と接触するリスクは少なそうです。
新型ウイルスでプライベートジェット業界が活況?

またWBSによればNYでは自転車屋さんが活況だそうです。

デリバリー業には欠かせないうえ、人から距離を取って運動ができるところでも評価されているとのこと。


宅配

アマゾンや楽天で遅延情報が出るほどで、自宅待機の影響から通常よりも稼働率は高いものと思われます。

ただ配達員が感染してしまうと業務が停止されるリスクもあるため、楽観視もなかなかできないと思います。


バス、タクシー

自粛要請の影響で、深刻な状況がテレビなどでもよく伝えられています。

特に海外観光客のインバウンド需要にシフトをしていた観光バスなどは、売り上げも相当厳しくなっています。




6 金融関連


Bank / davidcuen

銀行

自粛で生活資金が厳しい方も増えるでしょうし、短期融資の申し込みはかなり増えそうです。

ただしリスクマネジメントは非常に厳しいでしょう。貸し渋りのほうが多いのではないでしょうか。

アメリカはゼロ金利復活となり、世界的にマイナス金利への圧力が強いです。そうなると収益はまだまだ厳しいかなとは思います。

コロナの収束時期がみえてこないために、判断は難しいでしょう。


保険

コロナ疾病で保険支出が増える...とは素人目にはなかなか思いにくいです。

株式市場下落などで運用はかなり難しい局面となるでしょう。トータルではマイナスのほうが大きいように思います。

海外ではオーストラリアの損保大手が多額の損失を計上しいてます。
損保大手MS&AD 600億円余の損失計上へ 新型コロナ影響


逆に好調なところもあるようです。こちらは感染症を対象とした保険の販売が急伸しているとのこと。

感染症に関連した保険商品があれば、逆に問い合わせ等増えているのかもしれません。
保険代理TQM、コロナ商品好調で目標引上



金融

金融全般では株式市場の下落や乱高下の影響をダイレクトに受けそうです。

ファンドなども資金流出はかなりの規模になりそうです。
すごすぎて意味不明すぎます。
米国株ファンド、流出超過額は2018年2月以来の大きさ

ただし証券口座開設需要自体は増えているようです。


不動産

予定通り完成しない物件などが出るかもしれません。

オリンピックが中止との憶測が出ていることもマイナス材料でしょう。(その後延期が発表されました)
新型コロナで4割が「売上面に影響あり」、賃貸住宅市場の調査

また、家賃の支払いが大変になる人が増えてきているのは懸念される材料です。
実際アメリカでは家賃不払い運動も起きつつあります。
大家さんをされている方は、この辺の動向には十分気を付けるようにしてください。
米で家賃不払い運動、11都市に拡大 コロナで失業増




7 医療関連


g'ma in hospital / dreamingofariz

医療機器

コロナ対策で、がぜん注目されます。

特にインフル治療や肺呼吸器具関連は需要が増えそうです。

ただし医療器具では中国で生産しているケースも案外多いです。
医療関連の企業であっても思わぬ減益報告があるかもしれず、注意が必要です。


薬品

本来薬品はディフェンシブとして期待されます。

ただし中国で薬の製造を委託している比率が大きいと、商品が調達できないリスクも考えられます。注意しましょう。


病院、医療

病院はかなり明暗はっきりしています。
風邪関連はかなり混んでいますが、外科などはガラガラということもあります。

コロナに関連した分野でない場合、待合室等での人込みを警戒している人も多いようです。

歯科医や開業医ではマスクなどが調達されず、運営がままならないケースもあるようで二極化が起きているように思います。

いい話題としては、遠隔医療が注目されてきました。

日本では今後の規制緩和にも期待が持てそうです。

アメリカでは、すでに遠隔医療で上場しているテラドックという企業があり、現在は株価が堅調です。
【アメリカ株】Teladoc Healthは買い?


ヘルスケア関連

マスクはもちろんのこと、空気清浄機、抗菌おしぼり、アルコール消毒、抗菌用のテープ、使い捨て手袋、医療用防護服、クリーンルーム...など衛生関連は強含みとなりそうです。




8 繊維・アパレル


Crystal Couture Fashion Show & Sale / SPakhrin

アパレル

外出が減れば当然衣料購入の量は減るでしょう。

ただそれ以上に問題なのは、中国からの調達が難しい点でしょう。
無理に国内メーカーから調達すれば、さらにコストを圧迫する要因になりそうです。


繊維

需要減や中国からの調達ができないという面が強く出るか、国内調達の増加の面が強く出るかで、企業によって差が出そうに思います。




9 情報・通信


PC DEPT / amika_san

パソコン

中国では、在宅勤務の高まりでタブレットPCが人気となっています。

しかし、部品の遅れなどで品不足になる懸念もあります。

需要は増えそうですが供給は追い付かないため、思ったほどは売り上げ増にならない可能性はあります。
中国、COVID-19流行でタブレットPCの需要が増加

日本でもノートやディスプレイなどが好調だというニュースが出ています。
PC用モニターの販売2倍、法人向けノート50%増

また、ヘッドセットマイクやテレビ会議用のウェブカメラも好調です。
「え、こんなものが?」 コロナ騒動で思わぬヒット商品


インターネットメディア

コロナの情報を探す人が増えているだけでなく、在宅勤務やテレワークなどでますますネットを利用する頻度は上がるものと思います。

ネットのデータ利用量は拡大しています。

ただし近年はスマホ普及が一段落して全体のPVが落ち着いたことや、グーグルSEOの度重なる調整もあり、サイト間の競争は激化している印象はあります。


ビデオ会議、リモート

特にビデオ会議やリモート系は注目です。

海外で言えばZoomやスラックなどが注目銘柄でしょう。
【アメリカ株】スラック株は買い?


スマートフォン

各社が春から5G参入を開始したため、今後の買い替え需要が期待されます。

ただし利用エリアはまだ少なく、拡大のためには4G基地局を5G用に使うための規制緩和待ち...との声もあります。

消費全般は冷え込みそうですし、せめてスマホだけでも早く5G切り替え需要を喚起していきたいところです。


受託開発

ソフトハウスで受託中心に運営されている企業の場合、案件の一時棚上げ等といった可能性が高まっていると思います。


教育

学校の休校が長引けば、オンライン教育需要に拍車をかける可能性があります。

すでに中国のオンライン教育会社は株価も好調で推移しています。


動画配信

各社好調が予想されます。

ただし、スポーツは自粛・延期が多いです。スポーツ中継関連はかなり低調となりそうです。



10 娯楽


Nintendo / JeepersMedia

ゲーム

引きこもりの恩恵を受ける分野の1つはゲームでしょう。

ただし任天堂のようにハードの出荷に影響が出そうな企業もあります。

映画

映画館は長時間不特定多数の人が屋内に滞在するため、利用者は減少することが考えられます。


観光・民泊

京都をはじめ、通常の観光地は閑散としているようです。

ホテルや民泊なども回復するには相当時間がかかる可能性が考えられます。

ただしディズニーランドはファンが多く、休校なので行きたいとしている人もいるようです。オリエンタルランドはやや別格かもしれません。(その後4月まで休園を発表)



11 食品・飲食


DSCF2053.jpg / amsfrank

外食

外食は明らかに減りそうです。

スタバなんかもかなりすいています。

一方でウーバーイーツのような宅配、オイシックスのようなミールキットは注文が増える可能性が高いです。

最近では宅配に特化した厨房貸し出しサービスのゴーストレストラン・クラウドキッチンといった新業態も期待されます。

本来デリバリー系は恩恵を受けそうですが、場所や客層でも影響が出ているようです。下記記事は、オフィス街で若い人向けに運営していたら、テレワークの影響などで注文が激減したそうです。
コロナで閉店に…デリバリー中心の飲食店の「残念すぎる勘違い」


酒類

引きこもり、自宅勤務が増えるとストレスで飲酒が増える気もします。
(実際発泡酒などは好調であることが発表されました)

一方で、卒業や入社に伴う宴会はキャンセルされるため、業務用の取扱高はかなり減ることでしょう。

トータルではややマイナスなのかなという気はします。




12 サービス業


gym / johnlemon

フィットネスジム

ジムは市川市での発症を受けて、利用を控える人は増えるような気はします。

しかし都度利用ではなく月額制であれば、会員自体をやめるということはそれほどはないように思います。

結果として、それほど減益にはならないかもしれません。(一部ジムは休業中です)

海外ではPelotonのように動画配信と室内自転車を組み合わせた遠隔フィットネスを提供する企業があり、こういうところは恩恵を受けやすいでしょう。
【アメリカ株】Pelotonは買い?

※パーソナルジムのようなところはかなり減っているようです。坂本一生さんは入会ゼロだと嘆いております。


カラオケ

人の使ったマイクや部屋は気になりますし、ある程度は利用者は減るんじゃないでしょうか。
うちはカラオケ好きですが、しばらくはちょっと行きずらいです。

しかし、ツイッターを見てみると休校になったからカラオケ行きたいとか、カラオケ店員が客が増えた印象を述べたりしています。部屋がセパレートされている分、多少の安心感はあるのかもしれません。

低価格で長時間利用できて、引きこもりのストレス発散となると意外に混むかもしれません。

※その後小池知事よりカラオケ、バー、クラブ等の利用を控えてとの発言がりあました。

それをうけて週末休業を行う店舗もありました。


温泉、スーパー銭湯

利用者は減少するものと思われます。

いくつかのホテル、旅館で廃業を発表するところも出ています。


ゴルフ場

屋外のため、休止しているところはほとんどありません。

ただしコンペはキャンセルが増加しており、利用者数は伸び悩むかなという気もします。

都心の大手ゴルフ練習場のいくつかは一時休業を行っています。
ゴルフ場・試合・打ちっぱなし コロナウィルスの影響は?EPICゲームズ


マッサージ

濃厚接触の頻度は高いため、こちらも利用者数は一時的に減る可能性大です。


冠婚葬祭

結婚式や葬儀では密閉空間へ密集します。実際葬儀での感染した例も報告されています。

結婚式は取りやめる方が増えそうです。

一方、葬儀は取りやめはないものの、身内だけの小規模なものとして開催される事例が増えそうです。

いずれにせ、「冠婚葬祭業」では逆風が大きいと思われます。


理髪店

業務上、理容師さんと近づくのが難点です。ただ近所のお店をチェックしている限り、思ったよりほどガラガラというほどでもないようです。


占い・スピリチュアル

一部では占いやスピリチュアル利用者が増えているとしています。

先行きが見えないですし、普段の生活の対処で不安に思っている方も多いことでしょう。

ですので、これらのサービスの利用が増えたとしてもおかしくはありません。




13 まとめ

サプライチェーン分断で中国からの仕入れが滞る影響は各所に出ると思います。

順張りできそうなところとしては、

巣ごもり消費

食事宅配、冷凍食品、動画配信、ドリル、子供用のジム、

リモート

ビデオ会議、オンライン教材、遠隔医療、動画中継で行われるジム、VR

コロナ対策

空気清浄機、手袋などの衛生グッズ、抗菌グッズ

...などがあげられます。


逆に外食・旅館・アパレルでは倒産も始まっています。
コロナで倒産する企業 どんな業種が多い?


文章内にも書いていますが、業種だけでなく企業によってもかなり差が出ると思います。

購入にあたってはしっかり事前調査が必要でしょう。

コロナ不況


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