
【株式】遠隔医療の関連銘柄は?
投稿日:2015/07/14 16:43
更新日:2018/05/14 09:52
文字の目安:3232
遠隔医療がやっと実用ラインになってきました。アメリカでは大手簡易医療チェーンを展開するウォルグリーンが参入するなど、テレヘルスの利用が活発になってきました。
日本でもここ最近は参入企業が増えている印象です。
ここではテレヘルスのメリットや、遠隔医療関連の上場銘柄などの情報をまとめてみました。

ipad / Sean MacEntee
インターネットが普及し、通信費用が極端に安く提供できるようになりました。
すると、患者さんはスマホやタブレットからお医者さんとテレビ電話でつながることも簡単にできるようになりました。
患者さんは、わざわざ病院へいかなくても診療してもらえます。
お医者さんにとっても、いちいち出勤しなくてもよくなります
このような遠隔医療は、テレヘルス、テレメディシンなどと呼ばれています。
お医者さん不足や、過疎地域での病院の在り方などを考えれば、今後は遠隔医療がどんどん普及していくことが容易に想像できます。

09/05/2011 EMBARAZO SALUDABLE PARA OAXAQUEÑAS / German Tenorio
今までのように患者や医者が、わざわざ病院などの医療施設に行く必要がなくなってきます。結果として、診察自体のコストを下げることができます。
ある遠隔医療では、通常100ドル以上かかるような診察も40ドル程度で受けらます。
日本円にすれば1万円程度かかる診察が5000円程度と半額になるのですから、患者さんにも非常にありがたいシステムです。
また、医者も家から作業できます。常駐が求められるようなきついシフトからも解放されることでしょう。

Telehealth demonstration / CiscoANZ
遠隔医療を提供しているメジャーなサービスは、ドクターオンデマンドがあります。
また最近では簡易医療サービスを提供する大手のウォルグリーンが、テレヘルスに参入しています。
薬はウォルグリーンの薬局でもらえるというビジネスモデルです。

遠隔医療関連の企業。先日ナスダックに上場しました。

子会社のMediplatが遠隔医療相談サービスを展開。こちらにはスギ薬局も出資しています。

MRTは医療情報プラットフォームを提供するマザーズ上場企業。
この両者共同で遠隔診療サービスを開始しました。
スマートフォン、タブレットを用いた遠隔診療・健康相談サービス「ポケットドクター」というシステムで、2016年7月5日より開始しました。
小児科から心療内科まで約60科目、150名の幅広い分野の専門医が対応するそうです。

米国のアキュセラ・インクにおいて、眼科の遠隔医療モニタリングデバイス「PBOS」の臨床試験を開始しています。

遠隔医療での利用も推進しています。

大手企業からの出資や上場などの観点で注目したいところです。
人工知能を活用した遠隔医療システム「安診ネットカイゴ」をリリースしました。
三菱商事などから10億円以上の資金を調達しています。
参考:スマホ診療アプリ「curon(クロン)」開発と医療データ事業の情報医療、シリーズAで三菱商事など事業会社4社から総額11億円を資金調達 >>
日本でもここ最近は参入企業が増えている印象です。
ここではテレヘルスのメリットや、遠隔医療関連の上場銘柄などの情報をまとめてみました。
1 遠隔医療とは?

ipad / Sean MacEntee
インターネットが普及し、通信費用が極端に安く提供できるようになりました。
すると、患者さんはスマホやタブレットからお医者さんとテレビ電話でつながることも簡単にできるようになりました。
患者さんは、わざわざ病院へいかなくても診療してもらえます。
お医者さんにとっても、いちいち出勤しなくてもよくなります
このような遠隔医療は、テレヘルス、テレメディシンなどと呼ばれています。
お医者さん不足や、過疎地域での病院の在り方などを考えれば、今後は遠隔医療がどんどん普及していくことが容易に想像できます。
2 遠隔医療のメリットは?

09/05/2011 EMBARAZO SALUDABLE PARA OAXAQUEÑAS / German Tenorio
今までのように患者や医者が、わざわざ病院などの医療施設に行く必要がなくなってきます。結果として、診察自体のコストを下げることができます。
ある遠隔医療では、通常100ドル以上かかるような診察も40ドル程度で受けらます。
日本円にすれば1万円程度かかる診察が5000円程度と半額になるのですから、患者さんにも非常にありがたいシステムです。
また、医者も家から作業できます。常駐が求められるようなきついシフトからも解放されることでしょう。
3 海外の遠隔医療銘柄は?

Telehealth demonstration / CiscoANZ
遠隔医療を提供しているメジャーなサービスは、ドクターオンデマンドがあります。
また最近では簡易医療サービスを提供する大手のウォルグリーンが、テレヘルスに参入しています。
ウォルグリーン
MDライブと提携し、ウォルグリーンのアプリ経由でテレヘルスを受診できるようにしました。薬はウォルグリーンの薬局でもらえるというビジネスモデルです。
テラドック(TDOC)
http://www.teladoc.com/ >>遠隔医療関連の企業。先日ナスダックに上場しました。
4 国内の遠隔医療銘柄は?
海外先行でしたが、国内でも遠隔診療サービスがいろいろとはじまっています。メドピア(6395)
お医者さん向けのサイトを運営しています。子会社のMediplatが遠隔医療相談サービスを展開。こちらにはスギ薬局も出資しています。
オプティム(4735)
MRT(6034)
オプティムは東証一部上場。スマホ一括管理などのサービスを手掛けています。MRTは医療情報プラットフォームを提供するマザーズ上場企業。
この両者共同で遠隔診療サービスを開始しました。
スマートフォン、タブレットを用いた遠隔診療・健康相談サービス「ポケットドクター」というシステムで、2016年7月5日より開始しました。
小児科から心療内科まで約60科目、150名の幅広い分野の専門医が対応するそうです。
窪田製薬ホールディングス(4596)
眼科中心の医療ベンチャー。米国のアキュセラ・インクにおいて、眼科の遠隔医療モニタリングデバイス「PBOS」の臨床試験を開始しています。
ブイキューブ(3681)
ネットを使ったビデオ会議システムを提供しています。遠隔医療での利用も推進しています。
5 非上場の遠隔医療関連企業
非上場企業で、遠隔医療関連の会社です。大手企業からの出資や上場などの観点で注目したいところです。
ポート株式会社
2015年末にインターネットを通じて医師の診療行為を受けられる遠隔診療プラットフォームサービス「ポートメディカル」をリリースしました。芙蓉開発
福岡の会社。人工知能を活用した遠隔医療システム「安診ネットカイゴ」をリリースしました。
情報医療
遠隔診療アプリ「curon(クロン)」などを開発。三菱商事などから10億円以上の資金を調達しています。
参考:スマホ診療アプリ「curon(クロン)」開発と医療データ事業の情報医療、シリーズAで三菱商事など事業会社4社から総額11億円を資金調達 >>
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