株の王子さま
【株式】金利上昇で上がる銘柄・セクターは?

【株式】金利上昇で上がる銘柄・セクターは?


投稿日:2014/10/23 20:22
更新日:2018/04/25 16:28
文字の目安:4950
世界的にデフレ傾向が続いています。
しかしアメリカの景況感は回復し、いよいよFRBの利上げも視野に入ってきました。
今後金利上昇があるとした場合を考慮して、金利上昇に強い銘柄を集めてみました。



 
 

1 金利とは?

Annual Appreciation Rate of Bonds - Investment Strategies for Retirement
Annual Appreciation Rate of Bonds - Investment Strategies for Retirement / aag_photos

金利とは、お金を借りる場合の利率です。

利率が低いと、金利負担が少なくて済みます。
 
住宅や自動車のようにローンを組む場合が多い商品では、金利が下がってくるとトータルでの費用も下がるので買いやすくなります。


 
逆に、金利が高くなれば、当然負担が増えます。
 
そのため、お金も借りにくくなります。 個人では住宅や自動車などの高額商品の買い控えにつながります。

企業なら、新たな設備投資をいったん見送ったりするケースが増えます。
 

 
 
金利は経済に多大な影響をお呼びします。そのため、金利をコントロールすることで、経済の方向性を誘導することができます。
 
各国の中央銀行は、定期的に会議を行い、金利を決定しています。

日本なら日本銀行、アメリカではFRBです。

 


景気が悪い時は金利を下げることで下支えします。

それなら金利をずっと低くできればいいかというとそうでもありません。

景気が過熱して製品の出荷が好調すぎれば、材料が追い付かず、結果的に材料の値段がどんどん上がるかもしれません。
 
雇用が増加しすぎて失業率が減ってしまえば、今度は人を雇うための費用が高騰していしまいます。

このようにインフレ傾向が強くなれば、逆に経済にダメージを与えてしまいます。

景気が強すぎて問題が増えてくる場合には、中央銀行は金利を上げて景気をさましていくことになります。


このように中央銀行は金利をコントロールしますが、中央銀行が直接決定できるのは短期金利だけです。
 
長期の金利は、市場が決定していくことになります。
 



2 コモデティ

Chicago Bridge & Iron Co. at Lago plant, Aruba
Chicago Bridge & Iron Co. at Lago plant, Aruba / SMU Central University Libraries

金利上昇期になると、インフレ期でもあります。

インフレでは、石油や資源などのコモデティ価格が上昇する傾向が強いです。

そのため資源に関連した株式をインフレヘッジとして購入していく方法が考えられます。

コモデティでは
・オイル関連
・鉄鉱石関連
・ゴールド関連
・商品先物取引
などのジャンルが考えられます。

主な銘柄などについては以下参照ください。
【インフレ】ゴールドを買うには? >>

【インフレ】シルバーを買うには? (削除 - リンク) >>

【インフレ】メタル関連銘柄は? >>

【株式】コストプッシュインフレ対応銘柄は? >>




 

3 銀行・金融

Greater Boston Food Bank
Greater Boston Food Bank / jronaldlee

銀行セクターでは、長期金利の上昇によって貸出利ざやが拡大し、結果として利益が増加します。

そのため、金利上昇で業績改善が期待されます。


 
ただし最近の銀行は、貸出先が増えていません。
 
為替などのトレードで利益を出しているようなところもあります。
 
貸し出しでの売上比率がどのぐらいなのかチェックしていく必要があるでしょう。
 


保険業も運用利回りの改善が期待されます。
 
こちらも運用難で、ベンチャーファンドへ投資をつっこんでいるところもあります。

利益配分などで、会社の売り上げ構造を吟味してから投資する必要があります。
 
 

 

4 IT企業

Yahoo!
Yahoo! / hyku

ヤフーやクックパッドなどのIT企業は、製造業のような設備投資は大きくありません。
 
よって、借入金もないか、あっても少額と思われます。
 
このような企業では、金利上昇で金利負担が増えて足を引っ張るということは少ないでしょう。
 
 

金利上昇で景気が弱くなれば、外出を控えてネットで暇つぶしという時間も増えるかもしれません。

そうなるとゲームや動画サイト関連の企業も注目されるかもしれません。
 

 

5 インフレ連動債

UK inflation
UK inflation / viralbus

インフレ率を加味して変動する債権も、金利上昇時には便利な商品といえます。


ただし細かいルールなどを吟味したうえで投資しないと、思った通りの結果にならない可能性もあります。

ある程度知識のある方でないと、難しいかもしれません。
 
 
 

6 金利上昇時に下がるセクター

Airport
Airport / ReneS

金利上昇に弱いセクターというものがあります。

これらをショートすることで、金利上昇時のリスクヘッジにする方法も考えられます。


製造業や、エネルギーなどの公益企業は借入金も大きいところが多いです。
 
すると借金返済のための金利負担が大きくなり、収益が圧迫されます。
 
結果、業績が下方修正されることもあるでしょう。
 
 
 
また、金利上昇時は新規の設備投資が減ってきます。

工場建設や半導体検査装置などの設備投資銘柄は不利になります。

 
住宅の新規着工数も減少するため、住宅、建設、内装などのメーカーも避けた方がいいかもしれません。
 
 
インフレ気味になれば、当然オイルなども上昇します。

燃料価格の上昇は農業から建設・製造業にいたるまで幅広く影響を及ぼします。


特に飛行機銭湯など、日常的に大量のオイルを消費している企業にとってもマイナスでしょう。


 
株式市場全体での資金流入も細る可能性があります。
 
そのため、金利上昇時に大型株は不利といわれています。

人によっては、好業績の中小株を選好するようです。



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